桐生
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金子賢志が格上捌いて大金星V!!
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盛夏恒例「第48回報知新聞社杯・お盆レース」は17日、シリーズのベスト6強によって優勝戦が行われた。レースは4号艇の江口晃生が前づけに動いたが、1号艇・山崎智也もインを主張。この流れをみた2号艇の秋山直之は舟を引っ張り、3コースのカド位置に。さらに外に久田敏之、木村浩士、金子賢志と並んでレース開始。
1マークは山崎がイン先マイも、これを江口が差してBS併走状態。その内からまくり差しに入った金子賢がじわじわと艇を伸ばす。さらに久田も差してバックでは最終的に4艇がつば競り合い。続く2Mでは金子賢、久田が回ったところを江口がさばいて抜け出した。山崎も3番手に立て直して2周1Mに向かう。
この2周目が勝負どころとなった。江口が先取りする所に山崎が切り返し気味に内に舟を向けた影響で、江口がやや流れ気味に。そこをすかさず金子賢が差して内側に切り込んだ。そのまま2周2Mで金子賢が江口を突き放して大金星。金子賢の優勝は自身のデビュー初優勝となった今年1月の浜名湖以来、通算2回目。
2着には江口、3着に山崎と入り、2連単6-4は2万2560円。3連単6-4-1は8万570円という超大波乱の幕切れとなった。
勝った金子賢は「まさか自分が優勝できるとは思っていなかった。エンジンのおかげ」と満面の笑み。9月に行われるプレミアムGI「第1回ヤングダービー」(戸田=9月23日から)への繰り上がり出場も決まっており、流れが上向いているようだ。