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中嶋健一郎が執念で初優勝なるか
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仕切り直しの3日目予選最終日、勝野竜司が順当に勝ち星を重ねトップ通過を決めた。だが2位でフィニッシュの寺本重宣は家事都合のためあらかじめ12日はあっせん辞退、3位通過の松本庸平は追加参戦のため、正規あっせんの蒲郡へ行かなくてはならなくなった。台風での順延がこのような形で余波を残してしまった。
中嶋健一郎、渡邉和将、淺香文武、長谷川充、玄馬徹の面々が繰り上がる形となって枠番を手にしたが、機力面で勝野に迫るのが長谷川、スタートで渡邉、そして枠番で可能性を感じるのが中嶋だ。
その中嶋、初優勝へ苦難の道のりが続いている。「14連敗中ですから」としっかり数えているが、思えば新鋭王座での準優勝も含まれている。あれで自信をつけてすぐにでも…と思われたが、逆に以後は予選落ちが続いていた。勝野のインはなかなかの強敵。だがここにかける思いは中嶋の方が上か。差して執念のバック線へ持ちこみたい。
エンジンパワーランキング
【トップ級】
長谷川充、勝野竜司
【上位】
吉田稔、玄馬徹、渡邉和将、海老澤泰行、中嶋健一郎
【中堅】
鈴木幸夫、淺香文武、萬正嗣、川口貴久、中村格、乃村康友、内田貴士、平賀圭、杉山貴博
【下位】
横井健太、佐竹友樹、亀山雅幸、古谷猛、浮田圭浩