桐生順平が今年4回目のV!!

スタート展示通り、折り合いのついた枠なりの3対3でスタート。中枠の佐藤翼、桐生順平、河合佑樹がコンマ07のトップスタート。イン有利に先マイを果たした永田秀二だが、1マークは流れて2艇に差された。バックストレッチはまくり差した佐藤が好位置を走ったが、2マークは2番差しの桐生を先に回す形に。「(佐藤)翼くんが先に回させてくれそうだったので、うまく回わさせてもらいました」と佐藤の差し返しを許さず先頭を駆け抜けた。2着にはそのまま佐藤が入り、3番手は永田が走っていたが、河合が2周2マークの巧旋回から3着を確保した。

勝った桐生は「今日の試運転は行き足が良くなかったけど、何とか間に合いましたね」とレースではバチッとトップスタートを決めて冷静に展開を突いた。「最近はプロペラの方向性が掴めていない」と話す通り、今節も一筋縄での優勝劇ではなかったが、最後は役者の違いを魅せた。

まだ本番のヤングダービーは先の話だが、ひとまず最高の結果を残して蒲郡を後にした。