ボートレース桐生

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準優11Rは10万円オーバーの超大穴に

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熱戦を展開してきたドラキリュウナイターの「第9回公営レーシングプレス杯」はいよいよ大詰め。27日は最終日を迎え、シリーズのベスト6によって優勝戦が争われる。

佳境の5日目、準優ラウンドは全国的な猛暑の影響もあって、桐生水面も超アツアツの高温多湿の1日となって日没してからも気温は30℃を下回らず、熱帯夜の中でのナイトバトルを展開した。

準優勝戦メンバーの岩崎芳美が前半戦第3RでまさかのF欠場。後半戦を戦う前に賞典レース除外という憂き目をみた。そんな中で迎えた5日目の“メーンイベント”準優勝戦3番勝負。第1弾の9Rは1Mで2号艇・吉永則雄がイン丸尾義孝を差し切って先行したが2Mで丸尾が逆転。ここから差しつ差されつのマッチレースを展開。最終的にはエンジンパワーで勝った吉永が競り勝った。

続く10Rはアウトから伸びて行った北岡淳が1Mはまくり差しを決めてイン中辻崇人を捉えたが、これを2Mで差し返して中辻崇が逆転勝ち。北岡がそのまま2着に残した。そしてラストの11Rが大波乱だった。インの加瀬智宏が1M先取りもこれがややオーバーターン気味。ここに外から野相弘司が鋭いまくり差しで切り込み、寺田千恵も差していく。さらに最内に藤田竜弘までが差し伸びてBSは3艇併走。2Mは寺田が優勢に回ったが外から舟足を伸ばした野相が2周1Mで再度、差しを決めて再逆転。ここに藤田が浮上して2連単5-4が2万8千円超なら3連単5-4-2は何と10万円オーバーの超大穴! ファンを驚かせた。

これでベスト6が出そろった。ポールポジションは中辻崇にわたったが、舟足という点では吉永、野相、北岡が優勢ムード。準優勝戦でも差し連発で競り勝った吉永が再度の差し切りを決めそうな気もするが…。果たして結末はいかに。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
吉永則雄
【上位
加瀬智宏、佐竹友樹、北岡淳、寺田千恵、野相弘司、太田克哉、渡辺浩司、野長瀬正孝
【中上級
中越博紀、塩崎優司、東郷晴美、沖本健二、久保田美紀、濱崎誠、小野達哉
【中堅
中辻崇人、丸尾義孝、藤田竜弘、安東幸治、奥平拓也、岩崎芳美、浅見宗孝、北川敏弘、池上隆行、吉村茂樹、中里優子、稲垣一恵、品川賢次
【中下級】
中辻博訓、岩津英人