節一伸びの三井所尊春がV戦1枠!

航行船の通過も多く、レースによっては水面も荒れた開催5日目。3Rでは6号艇の入澤友治がまくり差しで突き抜けて3連単7万円台の超ビッグな配当が飛び出したが、それ以外のレースは比較的平穏な配当。実力者がそれぞれ結果を出したことで、本命決着が多かった。

優勝戦6つのイスを巡る争いは、圧倒的なパワーを武器に2日目から7連勝をマークした三井所尊春が得点率10.38で予選をクリア。2位以下に大差をつけてポールポジションの1号艇をゲットした。5日目12Rではその三井所との直接対決で6着に敗れた芝田浩治だが、前日までの貯金がモノをいい優勝戦2号艇へ。3号艇以下は横澤剛治、伯母芳恒、角谷健吾と並び、6号艇には松本勝也との着位数争いに競り勝った眞田英二が滑り込んだ。

芝田が「半分くらい出られた」と言えば、伯母が「エグイ足をしている」、角谷も「1つ抜けているのがいる」と優勝戦メンバーからもため息が出るほどの快速パワーは三井所。自身も「エンジンは仕上がったと思う」と舟足には絶対の自信。この三井所が逃げるかが優勝戦の争点となりそう。

その三井所は、今節はスローでのスタートがそれほど切れてないのが唯一の課題。2号艇からの戦いだった5日目8Rでは、カドから鋭いスタートを決めた中山雄太に一旦は先行を許している。三井所本人もスタートの話になるとややトーンダウン。三井所のスタート次第で優勝の行方が大きく左右されそうだ。

エンジンパワーランキング
【超抜】
三井所尊春
【上位】
芝田浩治、角谷健吾、伯母芳恒、山田祐也
【中堅】
岡本慎治、大熊辰弥、入澤友治、矢崎誠一、山本光雄、松本勝也、和田操拓、佐藤大騎、江崎一雄、若林友、小島幸弘、泉具巳、三好祐樹
【中堅】
眞田英二、新田智彰、東健介、松井賢治、田中寛、加藤啓太、中山雄太、前田健太郎、橋本久和、金子建二、岡部貴司、中田元泰、白井弘文、森岡賢至、伊達正利、長尾京志郎、喜川照正
【中堅】
横澤剛治、山下和彦、古場輝義、宇田川信一、牛田祥二、志々目裕樹、井坂友則
【下位】
武田信一、中嶋達也