ボートレース桐生

桐生

長岡茂一が貫禄の逃げ切りV!!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

4日間の短期決戦で争われた「第11回新東通信杯・MBP福島開場3周年記念」の優勝戦は、気温21℃、横風1メートルの中で行われ、1号艇・長岡茂一がインから逃げ切って通算84回目の優勝を決めた。

最終日はオープニングレースから波乱続きで、優勝戦が始まるまでに3連単万舟券が5本も出現する荒れ模様。だが、最後は今節唯一のSGタイトル保持者が危なげないレース運びで締めた。進入で地元の外枠両者(⑤吉田稔、⑥中里英夫)の前付けも考えられたが、結局は3対3の枠なり。節一に仕上がった3号艇・渡邊雄一郎の伸びは最終日も健在。他の追随を許さぬ圧倒的な展示タイムを叩き出していた。スタートで先行したのは4カドの秦英悟(コンマ14)。スリットを過ぎて半艇身ほど前に出たが、そこからカド受けの渡邊が伸び返す。結局、秦は渡邊が壁になる形でまくり切ることができず、1Mは差し構え。一方の渡邊も全速で握っていったが、まくりは不発。そんな中で冷静かつ的確なS(コンマ16)を決めた長岡が他艇に仕事をさせずに1Mを旋回。回った後にグイっと前に出てバックで早くも勝負を決めた。2着には渡邊、3着に秦が入り、2連単360円、3連単930円という人気決着で終わった。

長岡の優勝は昨年7月の大村以来、実に1年ぶり。今期(5月以降)に切り替わってから絶好調で今回を含めて4連続優出。今年4月にはマスターズ世代となったが、まだまだ若いものには負けない。