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男子の優勝戦は東京勢の争いとなった。スリットは出切る選手もなく、イン伯母芳恒が先マイ、飯山泰と山田竜一が差しに入りバック伯母に迫った。だが2M手前、ギリギリの所で伯母が振り切って先取りに成功。バック内有利に山田が回し、飯山はその外を回される格好となってやや後退に…。伯母は優勝戦18連敗に終止符を打った。通算6回目の優勝である。
女子の方は谷川里江がインから先マイ。だが寺田千恵がとにかくうまかった。ギリギリまで差しのハンドルを我慢して絶妙なタイミングでまくり差しに入った。バック内を伸び、2M差し返しを狙った谷川を封じ今年2回目のVゴール。寺田はこれで通算1499勝、7月2日からの下関に1500勝のメモリアルを狙う。
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