ボートレース大村

大村

江口晃生が逃げて今年3回目の優勝!!

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GⅢ「アサヒビール杯」は26日、最終日を迎え第12Rで優勝戦が行われた。

GⅢ戦とはいえGIクラスの選手が終結したシリーズで初日から盛り上がりを見せたがそれも最終日のファイナルに勝ち上がった江口晃生赤坂俊輔岩瀬裕亮篠崎元志鈴木博小坂尚哉といった軸になる選手らがしっかりとした仕事をしてくれたからに他ならない。最優秀新人選手の岩瀬も「毎日◎をつけてもらってるから一生懸命がんばってます」と予選道中からF持ちでの参加とはいえそれをみじんも感じさせない安定したSでファンを魅了した。ベテランの江口の奮闘も光った。機力的には明らかに上位とは差(特に伸びで)があったにも関わらず光るさばきを見せた。さすがSGレーサーを思わせるものがあった。その江口の逃げに屈して準優2着で勝ち上がった篠崎も最後まで整備、調整の手を緩めず「ようやく間に合いました」とは準優戦を終えてのコメント。はっきり言って江口も篠崎も機歴としては小坂や鈴木と比べて明らかに劣るものだったが優勝戦ではほぼ互角といっていいところまで持ってきた。そして地元の赤坂。優勝戦1号艇を手にできなかったことが本人にすれば悔やまれるところだが序盤の動きからすれば見違える動きに仕立てたあたりは長崎支部の第一人者としての使命感だったのかもしれない。

優勝戦は江口が逃げて今年3回目の優勝を飾ったが、予選道中のポイント争い、進出戦の3着争い、そして準優戦の1、2着争いと参加選手全員の気迫が伝わってきたシリーズだった。