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4日目よりさらに気温は下降。気温16℃というやや肌寒い天候の中で、準優3番勝負が争われた。
準優9Rは、群馬支部の次期エース毒島誠がインから逃げ切って優出一番乗り。ただ、差して追走した金子賢志(2着)に道中で追われ「レース内容に不満です」と優出後も笑顔はなかった。それでも調整が合って、足は中堅上位は十分。ちなみに、予選で転覆失格(減点12)がありながら準優6枠で乗った秋山直之は道中で金子賢を追いかけたが、惜しくも3着に敗れた。2連単440円、3連単840円という人気決着となった。
堅い決着の9Rと一転し、準優10Rは大波乱。人気を背負ったイン久田敏之は1Mで大きく流れ、2コースから懐を差した藤井定美がバックで先頭に立ち、そのまま独走態勢に入った。一方、2着で競り合っていた須田秀一、久田は2周1Mで接触。須田は転覆、久田はエンストでともに失格。代わって2周2Mで品川賢次の内を差した土屋太朗が2着を確保し、2連単6050円、3連単3万9300円という超高配当となった。
準優ラストの11Rは、群馬の雄・江口晃生の独壇場。予選トップの勢いそのままに、1Mでも全く相手を寄せ付けずに先マイ。後続艇に影をぶっちぎる圧倒劇で優勝戦1号艇を手にした。2着には展開をきっちりとらえた山崎善庸、3着に足抜群の松本晶恵が入り、2連単580円、3連単1630円という順当な結果となった。
これで江口は地元桐生のゴールデンウィーク開催の3連覇へ王手。行き足から伸び中心に磐石に仕上がっており、もはや死角はない。毒島、藤井は優勝戦メンバーでは中堅クラス。金子賢、山崎はバランスが取れて強め。土屋太の回り足も悪くない。
エンジンパワーランキング
【トップ級】
松本晶恵
【上位】
江口晃生、金子賢志、山崎善庸、須藤隆雄、品川賢次、土屋千明、土屋智則
【中上級】
毒島誠、土屋太朗、加瀬智宏、木村浩士、久田敏之、秋山直之、亀山高雅、須田秀一、津久井拓也
【中堅】
藤井定美、田嶋茂、伸澤進、久保田美紀、小川知行、西村勝、佐口達也、金子猛志、川俣昌史、深澤勉、飯島誠、吉村茂樹、進藤侑、今井裕梨、櫻本あゆみ
【中下級】
中里英夫、齋藤智裕、萩原篤、加藤知弘、鹿島敏弘、上村純一
【下位】
松本功、田中雅文
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