V戦内枠は地元ヤングコンビの手に!

3日目は6本の万舟券が出るなど配当面が大荒れだった1日だったが、予選ラストは主力にアクシデントが続出。3日目まで得点率トップを並走していた熊谷直樹と丸尾義孝だったが、熊谷が4日目9Rで6コースからコンマ01のFを切ると、丸尾も4日目11Rで道中で競り負け3着、前半戦も4着だった丸尾はポイントを伸ばせずまさかの優出漏れ。得点率6位につけていた桑島和宏が大逆転で優勝戦1枠をゲット、大池佑来も予選を2位で通過し地元のヤングコンビが優勝戦の好枠を占める形に。

優勝戦は1枠から桑島、大池、志道吉和、荒井輝年、一宮稔弘、大橋純一郎という並びで、大橋は3日目の8位から優勝戦6号艇の座に、4日目連勝の荒井は3日目の13位タイから一気に優勝戦4号艇の座を手にした。内枠に並ぶ地元コンビだが、桑島は出足、逆に大池は伸びに少々不安を抱える現状。一方で、上昇度という点なら荒井で「出足寄りになって伸びもそんなに落ちていない」と課題だったレース足の上積みに成功。また一宮も初日からパワーが光っており「伸びで少し出て行く感じがある」と舟足には自信を持つ。この地元の内枠勢と、底力上位のダッシュ勢の主導権争いが優勝戦の見どころとなりそうだ。

エンジンパワーランキング
【超抜】
丸尾義孝
【上位】
志道吉和、一宮稔弘、熊谷直樹
【中堅】
荒井輝年、大橋純一郎、桑島和宏、大池佑来、東本勝利、山崎昭生、宇野博之、吉永泰弘、古川誠之、渡邉英児、小池公生、市川美宏、河相秀行、間野兼礼
【中堅】
桂林寛、岩津徹郎、後藤浩、三品隆浩、山崎紳弘、村上功祐、川合理司、岩井範光、石川吉鎬、是澤孝宏、川田正人、久保隆、池田雄祐、西尾亮輔
【中堅】
田中定雄、柳橋宏紀、伸澤進、中島浩哉、中田友也、松尾充、森作広大、納富一樹
【下位】
吉村重行、宮嵜隆太郎