谷川里江、藤丸光一がV!!

山口シネマカップ争奪R-40指定男女W優勝戦は11Rで女子、12Rで男子の優勝戦が行われ、ともに3号艇だった谷川里江、藤丸光一の60期コンビが優勝、仲良く若松名物ペアボートに乗ってウイニングランをした。

女子優勝戦は枠なりの3対3の進入でSもほぼ横一線。日高逸子が逃げ態勢を作ったものの、小さくブイ際を差した谷川が届いてバック同体。谷川は今節、2マークで突進気味のターンが多かった中里優子をしっかり警戒しながら、2マークも先に回って優勝が確定。日高は中里を先に回しての差しになった分、届かなかった。日高は2周1マークでも中里に差されてしまい3着に後退。

展示タイムが良かった谷川はパワーアップに成功していたかもしれないが、日高は明らかに足を落としていたようだ。谷川は若松では2回目、通算では37回目の優勝。今年の女子賞金ランクも13位の好位置に浮上してきた。

男子の進入は枠なりの4対2。2コースの福田雅一がSで後手を踏み、インの池田雷太はグイグイ出て行ったが壁のない逃げ。3コースからしっかりSを決めていた藤丸が交差旋回のごとくまくり差しを決め、バックで伸び返されながらも2マーク先マイで超抜・池田を振り切った。池田は13年ぶりの優勝ならずで悔しい準優勝。3着は鈴木茂正が三好一に競り勝った。

藤丸は若松では4回目、通算56回目の優勝。60期コンビはエンジン力ではなく、ともにテクで優勝を飾った。