ボートレース芦屋

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最後の新鋭V戦は山田康二がまくり勝ち!!

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これまで若き選手達が成長の軌跡を刻んできた『新鋭リーグ戦』は、17日に行われた「第15戦フェニックスカップ」の優勝戦をもってその歴史を終えた。優勝戦にはここ数年の当シリーズをけん引してきた主力陣が勝ち上がり、顔を揃えた。人気の中心には1号艇の黒井達矢が押されたが、他の5人も最後のリーグ戦覇者に名を残すべく気合はひとしお、波乱の予感が立ち込めていた。

進入は展示では枠なりも、本番はピット離れ強力な山田康二が2コースまで取り切った。2号艇・佐藤翼が3コース、3号艇・上野真之介は大外まわりとなり、142カド563の隊形となる。新鋭の真骨頂・スタートで魅せたのは、5号艇・渡邉和将。渾身のコンマ02で踏み込むと、勢いよく締めにかかる。イン黒井は痛恨の6番手スタートで、展開が向いた2コース・山田が黒井の頭を叩いて先まくり、BSで先頭へ抜け出した。まくり差した渡邉がBSで舳先をかけるが、2マークで振り切って山田が新鋭リーグラストウィナーに輝いた。

2着は渡邉、3着には1マークをまくり差した6号艇・松田大志郎が入線し、2連単4-5は3990円(11番人気)、3連単4-5-6は16490円(38番人気)。

なお、山田の優勝は、昨年11月以来、今年初、通算9回目。うち7回は新鋭リーグで挙げており、当節出場メンバーの中で最多だった。終わってみればもっともふさわしい優勝者だったといえるのかもしれない。