大神康司がメッカ初Vへ王手!

「ボートピア梅田開設7周年記念競走」は、10日に準優が行われファイナリストの6選手が決定した。その準優第10Rで大アクシデントが起きた。1周1マークを回ったところで6号艇の高橋英之がエンスト状態となり、2周目に入っていた木村恒一、久田武、田中和也の3選手が高橋の外を旋回しないといけないところを内側を旋回してしまい失格。あとの2艇(浦上拓也、新地雅洋)は外を旋回し、この2選手が優出となった。なお失格した3選手は即日帰郷となった。

続く準優11Rで大神康司がイン快勝し、準優12Rで吉本正昭が敗れたため、ファイナルの1枠は大神がゲット。大神は今節3度インに入り無敵の3連勝。最後も力強く逃げて今年初V＆メッカ初Vを飾りそうなムード。

その大神を脅かすとすれば4枠の河合三弘か。当所は得意でレースも果敢。展開がはまればチャンスはある。2枠の岡部哲も出足系統はいい。大神がミスすれば準優と同じく差しを届かすシーンまで。5枠の鈴木博も日増しに気配をアップさせている。アウトからでも軽視は禁物。さらに3枠・浦上、6枠・新地の地元コンビにも警戒が必要だろう。大神に人気は集中するだろうが、今節は荒れに荒れている。ひょっとすれば最後も大波乱が待っているかもしれない。気になる最終日の天候は5日目より気温は少し上がる。ただ寒暖の差が激しく、いつも通り直前の気配には細心の注意を払いたい。

エンジンパワーランキング
【横綱級】
大神康司、新地雅洋、吉本正昭、池上隆行
【大関級】
鈴木博、岡部哲、木村光宏、高橋英之、河合三弘、長岡良也、末永祐輝
【関脇級】
前沢丈史、谷野錬志、浦上拓也、吉永泰弘、谷津幸宏、海老澤泰行、塩崎優司、大町利克
【小結級】
吉田稔、白石浩二、中里英夫、清水紀克
【序二段級】
桑原将光、杉山貴博、塩田北斗