鎌倉涼が自身4度目の優勝!!

6日間盛り上がった今開催も最終日を迎え、優勝戦の1号艇は守屋美穂。序盤から回り足を中心に仕上げ、節イチ評価の舟足に。前節の丸亀に続いて、2節連続Vを目指す。

人気はこの守屋に集中し、出足いい鎌倉涼、伸びる向井美鈴、実力上位の平山智加らが対抗評価。地元で唯一優勝戦に進出してきた古川舞も、展示では好気配を見せていた。

進入は展示から落ち着いた枠なりの3対3。本番でも大きな動きはなく、3対3で落ち着いた。インの守屋は18のタイミング。鎌倉がスリットではやや先行したように見えたが、1Mまでに伸び返して先マイ態勢に入る。そこへすかさず2コースから鎌倉が全速勝負を挑み、見事に守屋をはめてツケマイ成功。守屋は沈み、バックでは鎌倉が一気に先頭へ。差し込んだ向井、まくり差した平山を突き離して、そのまま優勝を確定づけた。

2着は2Mを2番手で回った向井。道中で中里優子に競り勝った平山が3着に入った。守屋は追い上げてたが4着まで。

鎌倉は昨年6月の芦屋以来、4度目の優勝。多摩川では前回戦(13年9月)に優勝戦1号艇でFをしてしまったが、その時の失敗を取り返す見事な走りを見せた。