白水勝也が準完全Vへ王手!

北風が強く吹き、終日安定板が装着。9Rからは2周戦で争われた予選ラスト。地元の気鋭・馬場剛が大外から展開を突いて抜け出して13万円台の超大穴が飛び出したレースもあったが、水面が荒れたこともあり、内水域が幅を利かせた1日となった。

前日の段階で早々に優勝戦1号艇へ当確ランプを灯していた白水勝也は、予選ラストもインから快勝…とはいかなかったが、2Mできっちり逆転して1着。8戦7勝、2着1回という準完全ペースで優勝戦のポールポジションを手にした。

白水以下は2号艇から茅原悠紀、山本修一、竹本太樹、三角哲男、西川昌希という並び。「前検から出ていた」と圧倒的なパワーを誇示した白水に対し、強敵となるべき他のA1勢は「中堅ぐらい」と口をそろえる。舟足的には竹本、西川のA2勢の方が白水に近い位置にいるというのが機力相場だ。

前々回の江戸川では2コースから道中競りを制して優勝を飾っている茅原だが、「2枠は何をするにしてもバレてしまう。もう現状維持で果報は寝て待てで(笑)」と今回に限っては展開待ちを祈るしかできないのが正直なところか。ただ「波が出たらごまかせる」ともポツリ。水面がポチャついた5日目の1号艇では一度、差されて先行を許している白水だけに、このあたりに白水逆転へのヒントがあるかも。

このまま白水が準パーフェクトVを飾るのか、それとも白水の独走に最後の最後で待ったがかかるのか。

エンジンパワーランキング
【超抜】
白水勝也
【上位】
竹本太樹、西川昌希
【中堅】
山本修一、川名稔、吉田隆義、山崎康弘、山本良一、坂口明義、竹村明、窪田好弘、南部圭史、宇田川信一、西舘健、高木圭右、野間大樹
【中堅】
茅原悠紀、三角哲男、稲田浩二、坪内実、内野省一、坪口竜也、赤羽大樹、中北将史、土性雅也、宮崎奨、川村正輝、盛本真輔、古澤光紀、角川政志、相原利章、渡邉雄朗
【中堅】
池上裕次、福嶋智之、馬場剛、宮内忠志、村上橋蔵、栩本佑介、三宅健太、梅内駿佑
【下位】
佐藤大佑