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スタート展示で前づけをほのめかしていた⑥松下直也は5コースまでが精一杯だった。本番、ピット離れで置いていかれた④待鳥雄紀がはみ出し、⑤中嶋健一郎は4コーススローも取れたが5カドを選択。⑥松下が4コーススローへ入った。仕掛けて行ったのが⑤中嶋。1艇、2艇と飲み込みイン①岡本猛と同体の位置関係だったが思い切ってツケマイ。だが①岡本が絶妙に合わせて回した。サイドをしっかりかけてバックへ先手、そのまま後続を引き離し通算5回目の優勝を達成。コース取りで泣いた④待鳥だったが、⑤中嶋が切り開いた好展開の1Mを上手く差して追走。
岡本は直近の優勝が平成24年12月、当時はなんと10年ぶりの優勝だった。今回は1年2ヶ月ぶりの美酒。勝負強さが戻ってきたか?
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