地元勢が準優1枠を独占!

「GI第57回近畿地区選手権」は9日に全ての予選ラウンドが終了し、準優に進出する18選手が決定した。予選トップ通過は予選ラストデーを連勝で締めくくった松井繁。足は本格化でGI通算50度目のVへ大きく前進した。第2位が田中信一郎、第3位が岡村仁となり、地元勢が1枠を独占した。

予選突破のボーダーは前日の推定よりも下がり、5.67の上位着順差。最後に滑り込んだのは鎌田義、そして次点に泣いたのが直前の太閤賞覇者の吉川元浩だった。

準優戦、大阪支部の優位は動かない。まずは10R、準優一番の激戦区となった。強力エンジンが集結したといっても過言ではない。人気は岡村だが、川北浩貴、湯川浩司に加え、節イチの石野貴之もいる。穴党注目のレースだ。対して11Rと12Rは1枠が大本命となる。

4日目のレースは天候が急変したこともあり、ビッグ配当が連発。3連単では7万円台を筆頭に、5度の万舟が飛び出した。逃げは3本しか決まらず超イン天国が崩壊したが、準優日はイン天国が復活しそうなムード。再び雲が広がり、気温は下がる予報が出ている。

エンジンパワーランキング
【横綱級】
石野貴之、松井繁、岡村仁、魚谷智之、川北浩貴
【大関級】
金子貴志、湯川浩司、吉田俊彦、田中信一郎
【関脇級】
今垣光太郎、石田政吾、鎌倉涼、君島秀三、稲田浩二、西村拓也、鎌田義、安田政彦、高野哲史
【小結級】
太田和美、丸岡正典、馬場貴也、中島孝平、馬袋義則、青木玄太、吉川元浩
【序二段級】
松田祐季
【序の口級】
室田泰史