琵琶湖
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気迫のSで市橋卓士がまくり優勝!!
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「びわこ幸舟福運カップ」の優勝戦は、雪まじりの冷たい風が吹きつける気温0度の厳しい寒さの中で行われた。123カド465の進入で始まった優勝戦は、内4人が0台のスタートを決める早いスタート合戦となったが、なかでも2コースの市橋卓士は驚異のコンマ01。地元ファンの期待を背負うインの守田俊介もコンマ08と渾身のスタートを決めたが、市橋にコンマ01で来られてはたまらない。敢然とまくりに出た市橋に先手を奪われ、苦しい展開となる。3コースの占部彰二はコンマ07スタートで3番手ターン。そしてカドからコンマ06スタートを決めた篠崎元志がその外を旋回、いずれも自力でまくり先頭に躍り出る市橋には届かず、ここで早くも焦点は2着争いとなる。好位の占部、篠崎に5コースから足を伸ばした上平真二、さらには市橋にまくられ後退したインの守田も盛り返して4者による激しい2位争いとなり、大外から展開なかった汐崎正則がその後ろに続く。この大激戦の2位争いから、ベテランの占部がいぶし銀の粘りで2位を堅持し、その後方では篠崎が上平を競り落として3位に浮上した。
正月戦では準優1号艇でまさかのFに散った地元のエース・守田が汚名返上に燃えたが、2コースから01スタートを決められては仕方なし。無念の4着に終わった。
優勝した市橋はこれが通算24度目のV。前期は通算で4度目となる7点勝率を挙げ、今期も7点ペースを守るなど絶好調。このあと丸亀、下関、常滑とGIシリーズが続くだけに、弾みをつける絶好の優勝となった。3連単2-3-4で34040円(60番人気)、2連単11190円(18番人気)と、ダブル万舟券の大波乱になった。