地元の金子龍介がV最短!

ボートボーイカップ2014の準優勝戦。

まずは10R、勝ったのは2号艇の白石健。余裕ある行き足で、鋭角差し突き抜けた。松井賢治が先マイ残して地元の二人が優出一番乗り。白石は行き足、回り足が上位級で実戦向き。松井もバランスが取れて行き足もいい。総合的には上位の一角だ。

続く11Rも、インの岸本隆が先マイ果たすが僅かに流れ気味。土屋智則がズバッと差し抜けた。岸本が残して2着。土屋は出足はトップ級で行き足もいい。岸本は行き足まずまずで、回り足にはスムーズさあり。全体に見ても中堅上位はある。

ラスト12Rは地元の金子龍介がイン一気。準優1号艇では唯一人の勝ち上がりとなった。草場康幸がまくり差しで続くが、2周1マークで杢野誓良が渾身の差しハンドルで逆転2着。金子は伸びは目立たないが掛かりや舟の向きが抜群で、回ってからの足もいい。総合的にも上位に入る。杢野はまさに上昇一途。準優日の足が一番で、回ってからの押しは一気に上位級の仲間入りとなった。

注目の優勝戦は地元勢が3名進出と意地を見せた。その中でもやはり金子がV最短。ただ正味の足は白石や土屋が僅かながら上で、激戦必至の一戦に。

エンジンパワーランキング
【横綱級】
白石健、渡修平、土屋智則
【大関級】
松井賢治、金子龍介、増田進、杢野誓良
【関脇級】
草場康幸、伊藤雄二、岸本隆、大賀広幸、富永正人、上田隆章、二橋学、横田茂
【中堅】
鈴木幸夫、杉田篤光、木場雄二郎、繁野谷圭介