V戦の絶好枠は倉谷和信へ!

「別格」「突出」と、新田智彰と倉谷和信の足には称賛の限りが尽くされている。その倉谷ですら新田の足には舌を巻く。どれほどの威力か分かるというものだ。

だが準優12R、守田俊介のツケマイが目に入ったか。順当にV戦1枠へ勝ち上がると思われた新田だったが、隙を見せたところへ池本輝明が鋭く飛び込んできた。新田は次位追走が精一杯で、優勝戦の絶好枠は倉谷の手へ収まった。

優勝戦は倉谷のイン、節イチ新田がカドへ構える。大阪勢の力比べの様相だが、地元初優勝へ燃える平田健之佑が待ったをかける。僅か22％の2連率のエンジンでの好走は大きな自信になったはず。井口佳典、新田雄史を誰よりも間近で見てきた三重の秘密兵器、タダでは終わらない。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
倉谷和信、新田智彰
【上位】
岸本雄貴、白石浩二、川原正明、松本庸平
【中堅】
星野政彦、永田啓二、森定晃史、守田俊介、中里昌志、貞兼淳二、加藤翔、池本輝明、折下寛法、平田健之佑
【下位】
新藤哲三、松元弥佑紀、若林将、西野翔太、間嶋仁志