ボートレース琵琶湖

琵琶湖

吉永則雄が9連勝で優勝ゴール!!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

びわこの冬の名物レースとなった「第28回荒法師賞」の優勝戦は、追い風3mと少し風は出てきたが、前日までの凍りつく寒さが少し緩んだ気温4度の下で行われ、吉永則雄が人気に応えてイン速攻で優勝を飾った。

レースは大方の予想どおり、そしてスタート展示と同様に、5号艇の西田靖がスロー域に回り込むが、2号艇の谷口勝がこれをブロックして、スロー勢は125と並び、3号艇の辻栄蔵からダッシュに引いて346の並びで各艇進入開始、レースが始まった。全体にスタートは慎重になり、トップスタートは大外の沖島広和でコンマ18。残りの5選手は20台前半でほぼ横並びとなり、大外から沖島がまくって行くも、カドの辻がこれを制して自力でまくる。しかしインの吉永もしっかり先制。まくった辻が2番手。3番手には差した谷口と好枠トリオが上位を占める。2Mでは吉永が先制したあと、谷口が内から2番手で回るところを辻が冷静にさばいて2番手を死守。ここで上位1~3着の隊列がほぼ決した。

吉永はこれが通算28回目の優勝。今シリーズは初日第1走を快勝したあと、後半12R選抜戦では展開なく6着に敗れたが、2日目には連勝と巻き返し、終わってみれば11戦10勝、2日目からは9連勝での優勝ゴールと、格上の辻以下を圧倒する素晴らしい優勝となった。実力断然の辻は惜しくも2位、そして超抜パワーで席巻したベテランの谷口は3位と、あと一歩届かなかった。