琵琶湖
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気迫の3カドまくりで谷川祐一が初優勝!!
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2014年開幕戦、「新春滋賀県知事杯争奪戦」の優勝戦が、小雨が降りしきる中で行われた。今シリーズもびわこらしく波乱の連続で、前日の準優では大本命の地元エース・守田俊介が君島秀三らとともに3艇Fに散ってしまった。そして優勝戦の1号艇には三重支部の間嶋仁志、そしてびわこ新春知事杯を目下2連覇中の兵庫支部からは宮本裕之が優出に成功し5号艇に。残り4つの席を占めた地元滋賀勢が今年こそは遠征勢を抑え込まんと気合を乗せる。
進入は並びこそ、すんなり枠なりとなったが、最後の最後で3コースの谷川がボートを後方に引き3コースのカドとなり、2対4の隊形でレースが開始された。スタートを決めたのはその3カドの谷川でコンマ15のトップスタート。インの間嶋もコンマ18と踏ん張ったが、2コースの中村有裕がコンマ24とやや遅れ、それを見た谷川がダッシュを効かせて1マーク手前から絞りまくりに出て先制ターン。さらに4コースの馬場貴也が二段まくりでその外を旋回。この両者がバックで早くも抜け出し、3番手に差した宮本裕之が内を伸びるも、2マークで間嶋がさばいて3着を死守。3連単3-4-1は6,550円(21番人気)となった。
1着でゴールした谷川は、これが749走目、デビュー3年半で待望の初優勝となった。優出は7回目だったが、みごとラッキーセブンでものにした。進入状況を冷静に見てとっさの判断で3コースのカドにし、そこからトップスタートを決めて自力でまくる文句なしの勝ちっぷりで、まさに気迫の勝利といえる。