V戦でトップパワーは滝沢芳行!

この日のメーンは2つのセミファイナル。結果から言うとそれぞれ2号艇が差して1着、インが残して2着と2連単は2-1という形に。3枠に中澤和志、山田哲也という実力者がいたことがインの選手にとっても少なからず影響を与えたか、1Mのターンはそれぞれ流れ気味となり、2号艇が絶好の差し展開を逃さず白星を挙げた。

優勝戦は1号艇から大池佑来、寺本重宣、飯山泰、滝沢芳行、柴田光、中里昌志という並び。パワートップは4号艇の滝沢で、速攻力の活きる行き足から伸びにかけては超抜といっていいレベル。この滝沢に対して、1つ内の飯山や、インの大池がどんなレースを見せるかで優勝の行方は大きく変わってきそう。

「滝沢さんが伸びてきそうだし受け止めたい。基本は自力」と飯山が言えば、大池も「先マイできるようにスタートに集中」と話す。一方で滝沢も「チルト05も考えて調整」と更に伸びに特化した調整も視野。逆に寺本や柴田、中里はレース足がいいだけに1Mを乱れれば乱れるほど優勝のチャンスは広がるか。

2013年のラストを飾る優勝戦。最近は優勝戦1号艇がすんなりというレースが続いていたが、今回は穴党の出番も大いにありそうだ。

エンジンパワーランキング
【超抜】
滝沢芳行、柴田光
【上位】
寺本重宣、大池佑来、萩原善行、吉田宗弘
【中堅】
飯山泰、中里昌志、飯島昌弘、山田哲也、佐川正道、板倉敦史、吉村茂樹、鈴木猛、曾根孝仁、塚崎勝、赤羽大樹、寺島吉彦、廣瀬真也、渡邉雄朗
【中堅】
中澤和志、若林将、長谷川充、小川知行、本吉正樹、原田通雅、金子建二、伸澤進、小澤学、海老原孝志、今泉徹、品田直樹、梅内駿佑
【中堅】
川名稔、小黒竜吾、秋田健太郎、永瀬巧、平野恭兵、増田進、田中堅
【下位】
井坂友則、多田有佑