前節V機は柴田光がゲット!

2013年の江戸川のラストを飾るのは『第36回京葉賞』。今節は準優2個レース制の6日間開催。まずは準優12個のイスを目指して予選の4日間を戦うことになる。モーター抽選だが、登番順に塚崎勝、金子建二、柴田光、増田進、寺本重宣、山田哲也、大池佑来らが好モーターをゲット。前検練習でも好モーターを引いた選手が、その機歴通りに上々の練習を披露。1番時計はその中でも寺本がマークした。

江戸川選抜組は6人全員が中堅以上のモーターを引いたのであれば、まずは実力通りの走りに期待して良さそう。中でも注目したいのは柴田。引いたモーターは前節の平尾崇典がそのパワーを絶賛して一気に優勝まで飾った65号機。前検気配は至って普通に映ったが、モーターのポテンシャルを考えたらやはりシリーズを通して目の離せない存在となることに異論はないはず。機勝率通りの活躍を見せられるか、その調整手腕にも注目が集まる。その柴田よりも目を引く動きを見せていたのは飯山泰と滝沢芳行で、前検練習ではそれぞれが2本とも好気配を見せていた。速攻力には定評がある両者だけに、伸びがきてくれるのは大歓迎といったタイプ。この飯山と滝沢がイン、カドで対峙する江戸川選抜戦は初日の最大の見どころとなるだろう。飯島昌弘も前検は合格といっていい気配だったが、中澤和志と若林将はごくごく普通の気配で、優勝を狙うにはワンランク上の足を目指したいところだ。

エンジンパワーランキング
【上位】
滝沢芳行、山田哲也
【中堅】
飯山泰、飯島昌弘、寺本重宣、大池佑来、吉田宗弘、海老原孝志、板倉敦史、塚崎勝、永瀬巧、増田進、長谷川充、金子建二、柴田光、萩原善行、永井彪也
【中堅】
中澤和志、若林将、小川知行、曾根孝仁、十河伸吉、本吉正樹、吉村茂樹、廣瀬真也、梅内駿佑、原田通雅、土屋幸宏、多田有佑、小澤学、中里昌志、寺島吉彦、田中堅
【中堅】
鈴木猛、川名稔、小黒竜吾、今泉徹、秋田健太郎、平野恭兵、佐川正道、井坂友則、竹内吉弘、伸澤進
【下位】
品田直樹