女子DR組では犬童千秋が好機獲得!

今節と次節は7日間のロングランシリーズ。今節は男女W優勝シリーズの「2013ファイナルカップ」。男女別々に予選を5日間行い、24人のちょうど半数となる12人が予選を突破。6日目に準優をそれぞれ2レース行い、その上位3人ずつが最終日の優勝戦に駒を進めるシステムだ。なお、最終日優勝戦は11Rが男子、12Rが女子戦となっている。

まずは女子勢から。同時期に各地で連続して女子戦が行われるため、メンバーは手薄でA1は中里優子のみ。それに賞金女王決定戦組の谷川里江で2強を形成するとの見方が妥当に思えるが、伸び盛りの若手の多くに好エンジンが渡り、波乱含みだ。DR組では犬童千秋の39号機はかなりのレベル。前検から動きは良かった。そしてエース機32号機を今井裕梨、11月末から12月初旬の開催で2節連続節一クラスの足に仕上がった11号機は松本晶恵がゲット。今井と松本の群馬コンビが強力足に映った。それに定野久恵の19号機も素性機。エンジンのヒキという面では女子の方が圧倒していた。

続いては男子。女子優勢のエンジン相場を知るや「予選で当たらない(対戦しない)のが救いだね」なんて声も。動きが光ったのはV候補筆頭格の横澤剛治だ。前節優勝機(稲田浩二)37号機を得て、確かな手応えをつかみとっていた。他の主力陣では新美恵一と室田泰史の両者も好機を得て、動きは優勢だった。

エンジンパワーランキング
【上位】
【男子】横澤剛治、新美恵一、室田泰史 【女子】松本晶恵、今井裕梨、犬童千秋、定野久恵、中村照美
【中堅】
【男子】宮武英司 【女子】竹井奈美、松瀬弘美
【中堅】
【男子】松野京吾、岩谷真、藤生雄人、淺香文武、都築正治、中辻博訓、森仁志 【女子】谷川里江、小野生奈、中里優子、倉田郁美、渡邊博子、加藤綾、野辺香織
【下位】
【男子】金澤一洋、乃村康友、岩井範光、吉岡誠 【女子】櫻本あゆみ、渡邉優美