琵琶湖
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イン逃げの流れを締めくくる松井繁の速攻劇!!
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記念レースではよくあることだが、このGⅡ秩父宮妃記念杯も例にもれず、最終日はイン逃げ決着のオンパレードとなった。今節は午前中が強い向かい風で、午後から緩やかな追い風になるのが天候パターンだった。だが、最終日は朝から無風状態と絶好のコンディション。やはり強攻に出る選手は少なく、途中(4R)、F艇(細川明人)が出たにもかかわらずイン艇(福島勇樹)が敗れたため万舟券(11,190円)が飛び出すというレースもあったが、それ以外はほとんど波乱なく最終決戦までその流れは変わることはなかった。
ただ、優勝した松井繁はそんな流れとは関係なく、インから盤石の逃げを放っての文句なしの勝利だった。この松井にも負けないパワーを誇った2号艇の前田将太も5コースから如何なく超抜足を発揮して準優勝と健闘。前検~初日から他を引き離すパワーを誇ったダブルエース機の両者でワンツーフィニッシュとなった今シリーズ。
ボートレースはやはりパワーだという最近の風潮には合致しているが、ややさみしさを感じたのも否定はできない。