
多摩川
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「ダブル優勝tvkカップ」4日目。男子は得点トップに立っていた熊谷直樹が3、3着と崩れ、枠を下げる形に。若林将が1、2着とまとめて逆転で優勝戦の1号艇をゲットした。「足は去年の10月にここで優勝したときのようなパンチ力はない」とはいうが、乗り心地がきており、インでやられる舟足でもない。当地2回目のVへスタートから気合も入る。ただ、西島義則が3日目から巻き返しており、優出に手が届いた。5枠なら前付けは必至で内水域の進入は深くなりそうだ。その西島は「1Mかかった。乗り心地も大分良くなってる」と。序盤からずっと不安だった乗り心地がここにきて上昇。行き足、伸びは元々いいだけに怖い存在になる。熊谷は枠を下げダッシュ戦になりそう。それでも「コースは分からない」と。西島と一緒に内へ動く可能性もあるだけに、進入から見所がたっぷりだ。西島も「面白いレースになりそうだね」とニヤリ。野添貴裕は出足、乗り心地、中里英夫は行き足、伸びに自信を持つ。特に野添は「男の中なら自分が一番出てるかも」と自信を持っている。大崩はないレース向きの仕上がりになっている。最後のイスは11Rで6コースから2着に食い込んだ長野壯志郎。もつれた展開になれば再び連絡みという可能性は十分。
女子は序盤からシリーズを引っ張った岩崎芳美が楽々1号艇をゲット。課題の乗り心地は8Rに「きました」と。後半12Rはやや落ちていただけに、この微調整がカギを握る。行き足十分で納得、ターン回りさえくれば人気に応えそうなムード。逆転候補は今節盛り上げた後藤美翼。うまいこと4号艇になり「ヤッター」と笑顔。「選手になって一番の足」。全速スタートさえ行ければ初優勝も見えてくる。出足強力の魚谷香織が2号艇。この出足は選手間でも評判に。実力者の海野ゆかりが3号艇。バランス型だが、そこまで威張れる仕上がりではなさそう。それでもここ一番での勝負強さはあるだけに侮れない存在。この両者の課題はスタート。魚谷は「スタート勘がない」で海野は「次節(賞金女王)があるから慎重になってる」と10Rでは01の際どい踏み込みをしており、2度もキワのスタートはいかなそう…。この2、3コースが遅れるような展開になると後藤のVの可能性は増す。更には「回り足が凄くいい」の田村美和が後藤マークの5号艇。穴党はこの動きにも注目したいところだ。大澤真菜も「行き足はいいし展開は突ける足」と。今節は外枠でも舟券に絡んでいるだけに、意外な穴の使者となるかも…。
エンジンパワーランキング
【上位】
【男子】野添貴裕、西島義則
【女子】藤原菜希、後藤美翼、魚谷香織、小神野紀代子、田村美和
【中堅】
【男子】熊谷直樹、若林将、木山和幸、矢崎誠一、大橋庸志、諏訪忠宏、中里英夫、長野壯志郎、吉原聖人
【女子】武藤綾子、海野ゆかり、藤崎小百合、大澤真菜、中澤宏奈、梶野真未、八十岡恵美、岩崎芳美、犬童千秋
【中堅】
【男子】飯山晃三、須藤博倫、宮内忠志、濱田隆浩、小林泰、野田貴博、前川守嗣、大西源喜、中渡修作
【女子】高石梨菜、稲生夏季、宮本紀美、藤田美代、糸數由里、清水久美子、栢場優子
【下位】
【男子】大城戸学、岡本大、中村尊
【女子】中谷朋子
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