大村
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赤坂俊輔が地元で初の特別戦制覇!
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11月28日から6日間に渡って開催されてきたGⅡ「モーターボート大賞~全国地区対抗戦~」は最終日を迎え、最終第12Rで優勝戦が行われた。3日は今節一番の晴天に恵まれ、絶好の気象状況の中での開催となった。
注目の優勝戦はすんなり枠なり。赤坂俊輔、服部幸男、濱野谷憲吾、吉川元浩、藤田浩人、村上純と入って3対3の隊形に。「起こしでちょっと様子を見たけど、あとは全速」の赤坂が、コンマ05のトップスタートを決めて逃げ切り快勝。地元で初の特別戦制覇を果たした。
赤坂の特別戦優勝は2010年2月の唐津GI「九州地区選手権」以来2度目。これで地元特別戦Vと、来年尼崎で行われるSG「総理杯」の出場権を得て二重の喜びとなった。
実をいえば「総理杯」は2度目の権利獲得なのだが、一昨年戸田の「総理杯」は東日本大震災のために中止になっている。そんな事情もあって、赤坂にとってはどうしても欲しい優勝だったに違いない。
機力的には平凡なモーターだったが、序盤戦から「今節はツキと流れがある」と口にしていた赤坂。その言葉通りに予選トップ通過。機力的にはとても及ばなかった吉川や服部ら難敵を下し、勝利を呼び込んだのは赤坂の「総理杯」に向ける執念だったのかもしれない。