丸岡正典が白熱の展開を制す!!

アクアコンシェルジュカップ最終日。選抜戦は10Rを長岡良也、11Rを松村敏がともにイン押し切って白星締め。松村は最終日2、1着、長岡も地元の意地をきっちり見せつけた。また7Rでは、竹村明がまくり差しで突き抜けて3連単181980円と尼崎歴代9位の超ビック配当を提供。穴党ファンを喜ばせた。

優勝戦はまさに見応えたっぷりの一戦となった。進入は波乱なく、枠なり3対3。スタートで先手を奪ったのは③今泉和則。ただ①馬袋義則がインから伸び返して先マイ。③今泉は冷静にまくり差しに変化するが一瞬迷ったところを、⑥宮地元輝がスピード乗せたまくり差しで切り込んで①馬袋に舳先をかけた。そのまま両者引かず、2マークまでもつれ込み大競りの展開に。そこを冷静に差し込んできたのが④丸岡正典。SGホルダーのハンドルワークで巧みに突き抜けてV確定。

③今泉も差しに構えるが、ターン流れて⑤淺田千亜希が差して2着浮上。しかし①馬袋が諦めずに猛追。2周2マークで⑤淺田を差し交わして2着奪取と、地元の意地を見せた。1、2マークとも手に汗握る展開で、まさに白熱の優勝戦となった。

優勝した丸岡は通算34度目、今年2度目、尼崎でも2度目のV。展開にも恵まれたが、勝負強さと尼崎との好相性を発揮したことも確か。この勢いに乗って今後は大舞台での活躍にも期待。また2着に敗れた馬袋は久々の地元Vを逃したが、次回戦でのリベンジにも期待が高まる。

2連単4-1、810円(3番人気)。3連単4-1-5、3430円(13番人気)。決まり手、抜き。