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今シリーズは高勝率機が出回り、機力的にも混戦ムードとなった。序盤から好気配を放ったのは川北浩貴、鳥飼眞、小畑実成、金子貴志、藤田浩人、宮迫暢彦、丸尾義孝ら。ただ中盤以降は天候が荒れて安定板装着を余儀なくされた。その度に調整に悩まされる選手の姿が多く見られた。
準優も荒れた水面で行われ、山口剛、鳥飼がイン戦を取りこぼす結果に。ただ一人逃げた川北が絶好のV戦ポジションをゲット。岡村慶太、藤田の新鋭コンビも優勝戦進出を果たして不気味な気配を放った。
優勝戦進入隊形は内から123カド456の枠なり。インからコンマ07のトップS決めた1号艇・川北が1M先マイ。大外から絶妙なまくり差し飛び込んだ6号艇・長田頼宗が川北のすぐ後ろに迫ったが、川北がなんとか抑え込み主導権を握った。
長田は2M全速で回して連位置に浮上。2M差し回った2号艇・岡村が3着追走も、すぐ内に3号艇・藤田が迫った。続く2周1M、藤田を先に回した岡村が冷静に差し捌いて3着を確保。
結果2連単1-6、850円(4番人気)。3連単1-6-2、2690円(11番人気)。決まり手:逃げ。
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