大ベテラン高塚清一が連勝スタート!

今節は寒さが増している。データイムはまだそこまでではないが、日没してからは急激に気温も低下。思わず「寒い!」と言う言葉が口をつきそうになる。

初日は風もなく穏やかな水面コンディションの下で熱戦を展開。注目のメーン「ドリーム戦」は3号艇の興津藍がインの江口晃生をまくり差しで仕留めて快勝。江口晃生は2着、最外枠の馬場貴也が3着とした。このドリーム組は地力は上位に間違いないが、今節に関して言えば、それほどエンジンパワーにアドバンテージはなさそうで、絶対的なシリーズリーダーとは言えないかも知れない。

一方、予選組では66歳の大ベテラン高塚清一が第4、8Rで4コースまくり差しとイン逃げで見事な連勝発進。もう1人、山本英志も7、11Rで差し切りとイン逃げで1、1着の絶好の滑り出しを決めた。舟足では中尾誠や河上年昭の気配が抜群クラス。中盤戦以降も目が離せない。

また、今節がデビュー戦の地元群馬の113期ルーキー椎名豊は初出走の6Rで3着。1Mをまくり差しで切り込んで、好走を披露した。やまと学校での勝率が7点以上とかなり高かったのは伊達ではないようだ。「なんとか同期で一番に水神祭を」と意気込んでいるだけに、注目したい。

エンジンパワーランキング
【上位】
中尾誠、馬場貴也、河上年昭、松本弓雄
【中上級】
三角哲男、興津藍、冨田秀幸、山本英志、飯島誠
【中堅】
江口晃生、平田忠則、西村拓也、齊藤寛人、川尻泰輔、小川知行、中渡修作、國崎良春、宮内由紀英、金子賢志、北中元樹、沢田昭宏
【中下級】
尾崎鉄也、佐口達也、市川美宏、小倉康典、武田信一
【下位】
伸澤進、鈴木猛、渡辺真至