大村
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好展開をものにした齊藤仁がV!!
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「JLC杯 第8回スタート野郎決定戦」は8日、最終日を迎え第12Rで優勝戦が行われた。
インから枠なりの進入となり1号艇の原田幸哉の準パーフェクトVが濃厚かと思われたが、2コースの落合敬一がSドカ遅れするという落とし穴。3コースの齊藤仁にとっては願ってもない展開となり、冷静にまくり差して6日間の激闘に決着を着けた。
今シリーズは序盤から白星を重ねる原田・中島友和とともに、節イチを競う地元の落合がシリーズを盛り上げた。「大村でこんなに出てるのは初めて」と序盤から抜群の動きを見せた落合に「まだ納得のいく出足じゃないけど日増しによくなってきてる。最良の最終形のメドもついてきた」と青写真通りに上積みを重ねた原田。この二人に比べるとやや機力で見劣る感のある齊藤は、準優進出戦で2号艇となった。しかし、そこで1着を取り、準優戦は1号艇をゲット。このあたりから機力も上昇、目下賞金ランク12位という勢いが目覚めたようだ。
優勝戦も横一線のスリットであれば原田の逃げ切りで終わった可能性が大きかったが、齊藤に思わぬ展開の転がり込んだ。齊藤の今の勢いが優勝を呼び込んだとしか思えない優勝戦だった。