ボートレース大村

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中田竜太が逃げ切り自身2度目のV!!

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GⅢ「新鋭リーグ第4戦」は29日、快晴の秋晴れの下、最終12Rで優勝戦が行われた。北西の風2メートル、気温22度という絶好のコンディション。「勝てるコースから行きたいんで、一晩考えます」と前付けを匂わせた佐藤翼は動かず、枠なりの3対3の進入でレースはスタートした。

インからコンマ09のトップSを決めた中田竜太が逃げ切り、先月8日の戸田一般戦でのデビュー初Vに続いて2度目の優勝を飾った。2着には中ヘコミのスリットからまくり差しで中田に襲いかかった岡村慶太が入った。

今シリーズはV有力候補と目された地元の桑原悠佐藤翼が本来の力を発揮できずに終わった感がある。桑原は良機シリーズにあって数少ない低調機を引き、伸び不足に悩まされ続けた。佐藤翼は1分45秒8の節間最高タイムをマークするなど機力面では桑原ほどではなかったが、肝心のリズムが悪かった。1号艇でのイン負けが3回とあっては本人の気持ちも折れるのか、機力以前の問題だったのかもしれない。

一方、優勝した中田は終始リラックスモード。「信頼できるモーターとペラ」と前検からやったのは微調整のみ。初日ドリームでの5着はコース負け。2日目以降は安定感抜群の走りで、終わってみれば3日目から7連勝、11戦9勝という素晴らしい成績での優勝となった。精神面、機力面での余裕がもたらしたVと言えそうだ。