ボートレース蒲郡

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川崎智幸がエース機パワーを発揮し6回目のGI制覇!!

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熱戦続いたGI「オールジャパン竹島特別開設58周年記念」は最終日第12Rで優勝戦が争われ、川崎智幸がV。2011年、宮島「中国地区選」以来、2年ぶり6回目のGI優勝を飾った。

S展示、本番ともに枠なり3対3。進入で大きな動きはなく、インの川崎にとっては楽な起こし。コンマ09の鋭発を決めて、インから圧倒した。

エース機32号機を引き当て、序盤は出し切れずにジレンマも抱えていたが、準優当日の朝に「エース機の感触」をつかみ取り、完調域へ。V戦1号艇を得た時点で、2年ぶりのGIタイトルの手応えもつかみ始めていた。

思えば、今節は「一番続き」だった。登録番号は一番上。そして選考期間勝率は6.21で「一番下」。引いた32号機は勝率が「一番上」のエース機だった。「ホントはこの勝率ではA1もキープできていなくて、ここには出られなかったはずだしね。この新ペラ制度になってからは、エンジン次第の側面も強いので、ダメなのを引いた時にどれだけ踏ん張れるかを課題にしてやってきた。それがあったからこそ、今回のようなエースと言われるものを引いても結果が出せたんだと思う」と近況の苦しみも合わせて振り返った。

「一番苦手だった」レース場を、たった6日間のうちに好きなレース場に変えてしまう程、エース機の威力を改めてかみしめている。「最近は周年に呼ばれるたびに、これが最後になるかもしれないという危機感を持って走っているし、これからもその気持ちで頑張りたい」。ベテランならではの味のある言葉で最後を締めた。