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前検からエンジンに手応えを感じていた松田祐季が、その気配通り予選道中から安定した航跡をみせて優勝戦1枠を難なく確保。地元の石田政吾も白星数は僅か1本ながらオール3連対と、こちらも抜群の安定感でファイナルに駒を進めた。富山弘幸、白石健、大平誉史明、谷口勝と遠征陣からも曲者が優勝戦に進出。敗者戦では信濃由行、窪田好弘、表憲一、中辻博訓ら地元勢の活躍が光り、ファンの期待に応えた。
12R優勝戦、進入隊形は内からすんなりの枠なり123カド456の順。1号艇・松田がインから渾身のトップSを張り込んで1M一気に先マイ、他艇を突き放してV確勝。一番差しの2号艇・富山にまくり差し選択の3号艇・白石は共に横に流れて後退。最内を差し込んだ4号艇・大平が連位置に。同じく差し入った5号艇・石田がそのすぐ後ろを追撃。連争いは大平、石田に絞られた。
2周1M大平が内に迫る石田の外を全速でかわし、続く2Mでも石田を先に回した大平が冷静に差し捌いて連を獲り切った。その後も石田が攻め立てるが大平がしっかりと着を守り切り、1-4-5の隊形で決着。
結果2連単:1-4、配当550円(2番人気)。3連単:1-4-5、配当1790円(6番人気)。決まり手:逃げ。
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