草場康幸が2年ぶりのVに王手!

準優10Rは、予選トップの青木玄太がインもSで後手を踏む隊形。伸び返して先マイは果たすが流れ気味のターンとなり、坂口周がまくり差しでBS先行態勢へ。青木は結局2着に終わった。11Rは市川哲也が難なくイン先制から独走状態へ。2着は次位争いをパワーで制した柴田友和。そして12Rも草場康幸がライバル勢の攻めを制してイン快勝。11Rと同様に激しい次位争いに競り勝った岸本雄貴が2着。

この結果、予選2位の草場がファイナルの絶好枠。「回り足は市川さんにやられるけど、行き足は変わらずいい」と話すようにスリット近辺の気配は強力だ。11年7月の当地戦以来となるVをめざし、優勝戦も豪快に逃げ切るか。

ただ2号艇の市川も6連勝と完全にリズムに乗ってきた。「エンジンはだいぶ良くなってる」と、機力不安を嘆いた序盤とは見違えるムードだ。青木は準優惜敗も中間整備で気配一変した55号機のパワーは変わらず節イチ。2回目の地元Vへ気合の攻めを繰り出す。坂口や柴田もパワーは上位クラス。岸本は出足を活かして再び展開を突く構えだ。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
青木玄太、草場康幸、柴田友和、今村暢孝、谷津幸宏
【上位】
市川哲也、坂口周、西山昇一、香川素子、菊池峰晴、今泉和則、深澤勉、永嶋裕一、中田元泰、平高奈菜
【中堅】
岸本雄貴、福田雅一、芝田浩治、半田幸男、木村隆、山口俊英、沼田嘉弘、若山美穂、谷田昭利、田村美和、森竜也、栗原謙治、齋藤智裕、伯母芳恒、竹腰正樹、中辻博訓、尾形栄治、奥田誠、川尻泰輔、高橋直哉、喜多那由夏、三原司、市村沙樹
【下位】
佐藤幸子、浅和重哉、茶谷桜、松村康太、宮崎奨