江戸川
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濱野谷憲吾が大江戸賞6度目のV!!
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連日、荒水面の中で熱戦が続いた大江戸賞もいよいよ最終日。この日も強い追い風が吹いて終日安定板を装着、1~3Rでは2周戦でレースが争われた。
大きく水面が荒れたことでスタートのバラつきも多く見られ、何でもアリのレース形態に。ダッシュから思い切ったスタートを決めた選手がレースを作り大穴決着、というレースも多かった。1号艇の勝ち星は3本に対して、万舟券は4本飛び出した。
準優を勝ち上がった6人によるファイナルは、内枠の山田竜一と濱野谷憲吾がそろって0台のスタート。1Mはやや山田竜の旋回は膨れ気味となり、濱野谷の差しが届きかけた。しかし足に勝る山田竜が濱野谷をパワーでネジ伏せた形。両者の後方では柳田英明が落水し、内山文典と牧宏次が3番手に浮上した。
2Mで濱野谷を振り切り山田竜のVが濃厚、と思われたが、2周1Mで山田竜が痛恨の航法指示違反。事故艇の外を回ってしまい無情の失格コール。濱野谷が先頭に繰り上がり、内山が2着、3着には牧が入線した。
濱野谷はこれが大江戸賞6度目のVで通算では62度目の優勝。最後はスッキリしない勝ち方ではあったが、今節はオール舟券絡みで地元エースとしての存在感はシリーズを通して示した。これが昨年の2月以来の久々の優勝となった濱野谷、リズム上昇で挑む次節のSG丸亀モーターボート記念での走りも楽しみだ。