山田竜一が優勝戦絶好枠!

1～6Rまでは安定板が装着、安定板は外れた7R以降も強めの追い風が吹き水面がポチャついた中でのレースとなった。この日のメーンは2つの準優戦。

まずは準優11レースだが、スロー3人が0台のスタートを決めて内枠主導のレースに。人気を集めた山田竜一が押し切り、まくり差しに入った石渡鉄兵が、差した柳田英明を振り切る形で2着。柳田は3着と好枠3人で優出のイスを独占。

続く12Rは内山文典がトップスタートから、中ヘコミの展開を生かして一気にまくったが追い風もあって1Mはやや流れた形。濱野谷憲吾がインから冷静に回って白星。内山が2着、もつれた1Mを避けるように回った牧宏次が3着に入って万舟券での決着に。

ベスト6の並びは1枠から山田竜、濱野谷、石渡、内山、柳田、牧の順。「久々に自慢できるくらいの足」と豪語する山田竜が絶好枠で人気を集めそうだ。今節は凡機に苦労した石渡だが、準優で山田竜との足の差を痛感したことで「一発勝負で伸びをつける」とチルトを上げての一撃仕様を宣言。この石渡が優勝戦のキーマンとなりそう。大江戸賞は過去5度のVを誇る濱野谷も仕上がりは抜群といっていいデキ。ここ2節の優勝戦は2号艇が勝っているのも濱野谷にとっては有利なデータといえる。外枠勢も内山、柳田と足はいいだけに展開次第では上位争いも十分に可能。牧は直線系に不満を残す現状で本体整備に取りかかる予定。直前気配には注視が必要だろう。

エンジンパワーランキング
【超抜】
山田竜一、濱野谷憲吾、河相秀行
【上位】
内山文典、柳田英明、柾田敏行
【中堅】
長田頼宗、作間章、三浦敬太、長畑友輔、大池佑来、阿波勝哉、桑島和宏、西舘健、萩原知哉、多羅尾達之、若林友、増田進、佐藤大佑
【中堅】
牧宏次、中野次郎、石渡鉄兵、前沢丈史、山田哲也、若林将、田上晋六、村田敦、松浦博人、奥平拓也、山来和人、茂垣達也、荒井翔伍、雨宮昌一
【中堅】
荒川昭、先山健司、山口亮、齋藤竜次、原田通雅、秋山昌宏、飯野秀樹
【下位】
井坂友則、鈴木猛