ボートレース蒲郡

蒲郡

池田浩二が圧巻の2コースまくりでV!!

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熱戦続いた「納涼しぶきお盆特別選抜戦」は14日、第12Rで優勝戦が争われ、池田浩二が2コースからスリットでのぞいて、まくり圧勝。蒲郡では2007年4月以来、6年4か月ぶりの優勝を飾った。

S展示では5号艇の佐藤大介が内寄りに入ってきたが、本番では動かず、枠なり3対3。スリットでは2コースの池田と3コースの宮下元胤がのぞく形に。インの石川真二は立ち遅れ、池田に抵抗することはできなかった。池田が「やや窮屈な旋回」からまくって抜け出し、宮下がまくり差して続き、2Mの攻防へ。池田が2M手前で宮下を振り切って、2Mを先マイ。ここで優勝を確定付けた。初優勝が懸かる宮下は池田を深追いした分、2Mでもたつき天野晶夫に交わされ、その後も石川に抜かれ4着に終わった。

蒲郡で久々に表彰式に臨んだ池田は「展開が良かったですね。いい突っ込みだったと思う」とスリットで優位な態勢を築いた1Mの攻防を振り返った。続けて「窮屈な旋回だった分、差し(艇に迫られること)は覚悟していた。ターンした時、宮下が見えたけど、自分の思っている旋回をしたら前にいた」と語った。

ファンの前では「蒲郡は結構優勝してないな、と思っていたし、勝ちたかった。でも今回は2号艇だし、次回だなと思ってたんですけどね」とおどけて、笑いを誘う余裕も。ただ単に勝ったという事実だけでなく、2コースから強気のまくりで勝ったのが、第一人者の証しでもある。地元のヒーローが華麗なテクを発揮してお盆シリーズを制覇。見どころの多い6日間ロングランシリーズだった。