地元で松瀬弘美がイン快勝V!!

今節の浜名湖最終日は鳴門の女子王座決定戦の前検日。そのオール女子戦となると、王座不参加組、つまりA級選手が栢場優子のみで残り43名がB級選手の混戦シリーズだった。それでも優勝戦に進出したのは、そのA級・栢場に、地元の松瀬弘美、木村沙友希、そして手堅いベテラン勢、久保田美紀、武藤綾子、宮本紀美の6選手。1号艇で登場するのは地元でシリーズリーダーの座を守った松瀬で、デビュー2度目のVにチャレンジする。

優勝戦本番レース、ダッシュ勢もコンマ20前後のスタートを決めるが、松瀬もインからコンマ19のスタートで応戦、攻めを振り切って松瀬がイン快勝Vを決めた。その2着争いはもつれた。1周目バックストレッチでは6番手だった久保田まで2着競りに参戦して大接戦、1周2マークに、2周1マークと手堅くさばいたその久保田が2着確保、3着はA級・栢場が入って3連単も1番人気の順当決着となった。

B級選手中心の混戦シリーズだった今節だが、松瀬の地元の気合の攻め、そして久保田の手堅いさばきが光ったシリーズとなった。