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記念の後は「前節の人の調整を信じて行きたい」という声も多く聞かれるが、「松井繁選手の後ですから。恐れ多くて触れませんよ」と柳橋宏紀。とはいうものの、この言葉の裏には「一走限定」が隠れている。ダメならもちろんハンマーを手に取るはずだ。
記念の終盤で谷村一哉によって大幅に良くなっていた45号機は堀本裕也が手中。しかし「そんな感じはなかったけど?」と首をかしげる。白井英治が仕上げた54号機に乗る関道も「(記念で)優出してるけど、そこまでいいとは思わなかった」と半信半疑。総じて記念との気配の差を感じる前検だった。
ドリーム組では山室展弘が18号機、2連率50%を超えるメーカー機だ。「足は一緒ぐらいでしたよ」と目立つ事はなかったが、これは周年で期待値からは遠い動きだった。彼の手によって蘇生となるか。
優勝候補トップの守田俊介は「三角哲男さんは出足良かったんですか。それに期待したいですね」と笑う。今期は8点突破、ある程度のエンジンなら問題なく勝ち上がる勢いを感じた。
エンジンパワーランキング
【トップ級】
山室展弘
【上位】
堀本裕也、鈴木茂高
【中堅】
岡孝、田上晋六、池田雷太、嶋田貴支、柳田英明、渡邉英児、守田俊介、澤大介、山口裕二、今坂晃広、吉田健太郎、桐本康臣、東本勝利、進藤侑、川島圭司、和田兼輔、中嶋健一郎
【下位】
山崎義明、矢後剛、吉田一郎、中澤和志、青木幸太郎
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