ボートレース三国

三国

山下和彦が逃げ切り優勝!!

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三国トランスワード杯。今シリーズも6日間の長期バトルとなる。平田忠則を中心に今坂勝広、山下和彦岡村仁、池上裕次など曲者の遠征陣が揃った。今節は谷川里江ら女子レーサーも参戦しての混合戦で行われた。V候補筆頭の平田だったが、レース序盤で帰郷となりV争いは一気に激戦ムード。予選道中では山下が安定したレース捌きをみせたが、他選手は着獲り不安定で得点順位もコロコロと入れ替わる混戦模様に。

準優好枠は山下、齊藤寛人、岡村が確保。山下、齊藤はしっかりと押し切ったが、岡村は今坂の強攻に敗れて次位に甘んじた。優勝戦は山下が絶好の位置をものに。地元からは齊藤が優出決めてノルマクリア。南野利騰も中盤以降気配を上げ、優勝戦まで駒を進めた。今坂、岡村、山本兼士とメンバー的にはなかなか面白味のある面子が揃った。

晴天の中行われた優勝戦、進入隊形は123カド456と、すんなりと枠なりに落ち着いた。マイペースのイン戦に持ち込んだ1号艇・山下がコンマ20と多少S後手はあったが、それでも1Mは先攻旋回。隣の2号艇・今坂がコンマ31と立ち遅れ、コンマ18の3号艇・齊藤が懐へまくり差しハンドルでBS山下に迫った。しかし山下は直線伸びて押し切り2M先マイ、齊藤を突き放した。齊藤がそのまま次位を追走。

3着争い、優位に立っていた5号艇・山本だったが、2Mで回り足を活かした6号艇・南野がHSで急浮上。内に山本、外に南野で並走となり、続く2周1Mでは南野が全速で握って山本を沈めて逆転で3着をものにした。

結果2連単1-3、配当900円(4番人気)。3連単1-3-6、配当4990円(18番人気)。決まり手:逃げ。