山口哲治が伸び加減!

日刊ゲンダイ杯、前検。前節に続いて、今回のS特訓でもS遅れが目立った。やはり気温上昇で、回転の上がりが悪くなっている影響だろう。初日のS展示でも握り込み～行き足の部分は要チェック。

さて注目のS特訓。いきなり魅せたのが1班の山口哲治。足合わせからオッと思わせる強めの動きで、S特訓でもジワッと伸び加減。2連対率20％のモーターだが、前操者の前田義哲は隠れ上位級の動きで、上昇ムードはある。大場敏もきらり光る気配。ダッシュは目立たなかったがスローからの行き足は力感十分。こちらも前操者の土屋太朗が気配良かっただけに楽しみ。V大本命の魚谷智之も行き足にはスムーズさがあり、水準以上の動きで一安心。渡修平や藤丸光一、吉川昭男もまた高いレベルでバランス良かった。伏兵では萩原善行や高橋直哉がじわり伸び加減で穴党注目。また岡祐臣は3ヶ月前にこの尼崎で負傷して以来の実戦。レース勘にも課題あるが、握り込みがさっぱりで、この部分の解消がまずは課題に。

エンジンパワーランキング
【横綱級】
山口哲治、大場敏
【大関級】
萩原善行、渡修平、藤丸光一、吉川昭男
【関脇級】
魚谷智之、田中豪、上田洋平、高橋直哉、渡邉和将、村岡賢人、福田雅一
【中堅】
岡祐臣、寳田亮治、井芹大志、浅見宗孝、前川守嗣、平田健之佑