ボートレース琵琶湖

琵琶湖

笠原亮が貫禄の速攻Vで今年初優勝!!

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「第18回におの湖賞」の優勝戦は、気温33度の猛暑の中で行われたが、1号艇の笠原亮がクールに速攻を決めて優勝。当地周年覇者の貫禄を示した。

レースは枠なり3対3の隊形でスタートしたが、スリット上ではコンマ0台の踏み込みを見せたスロー3艇に対し、ダッシュ3艇はコンマ10台後半とやや立ち遅れた。先に仕掛けたのは3コースの田添康介。インの笠原はトップスタートで、2コースの藤岡俊介が握って出ないのをみて、冷静にインから先マイ。田添はまくって出るもスピードがなく届かない。藤岡の差しも同様で、早くも笠原の逃げが決まったかたちで、焦点は次位争いに移った。

カドからスタートは行きそびれた地元の茶谷信次が、巧く展開を突いて2番手に躍り出る。差した藤岡がその外で踏ん張る。内からは最後に差した大外の原田篤志がぐいぐい伸びてきた。2Mではこの原田を先に回して、茶谷が冷静にさばき、藤岡がこれに続く。ここから茶谷と藤岡の2位争いが始まるが、2周1Mで外に流れた茶谷に藤岡が完全に艇を並べ、その後に逆転するが、3周1Mで藤岡が先に回ろうとして先頭を走る笠原の引き波につかまり振り込んでしまい、これを避けようとした茶谷がブイ横の消波装置に乗り上げる格好となった。藤岡はなんとか立て直して2位を守ったものの、茶谷は大きく最後方まで下がってしまい、後続艇の原田が3位に浮上と、やや後味の悪い結果となってしまった。

しかし、速攻を決めた笠原は文句なしの優勝。今年はなかなか優勝できず歯がゆいレースが続いていたが、7度目の優出でようやく初優勝を果たした。