鎌田義が人気に応えて逃げ切りV!!

6戦5勝とシリーズを圧倒した鎌田義が当然の一番人気に推された優勝戦。パワー面で脅威になる岸本雄貴が2枠になったことで、視界に入れやすく封じやすくなった。おまけに倉谷和信、原田富士男の外枠コンビも前づけを強く匂わせる事もなかった。

しかしスタート展示、中村裕将、倉谷、原田と外枠3艇が動いた。本番は中村が回り込んだが、鎌田はインを主張。河合佑樹は倉谷を封じ、岸本も内を確保。結局、中村だけが内を奪う恰好となって142カド356。

イン鎌田が力強く踏み込んだ。岸本はまくり差しに入ったが舳先がかからず、バック中ほどで鎌田が振り切った。次位争いは河合が岸本を競り落として決着。

鎌田は通算50回目、今年は大村周年に続く2回目の優勝。