ボートレース琵琶湖

琵琶湖

馬場貴也が再逆転で優勝!!

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「マザーレイクカップ」の優勝戦は気温25度と、曇り空ながら前日までの蒸し暑さが弱まった中で行われた。

枠なり進入で始まった優勝戦。絶大な人気を背負ったのは1号艇で地元の馬場貴也。スリットでは2コースの麻生慎介がわずかに遅れ、トップスタートはコンマ11の吉田弘文、前本泰和のセンターコンビ。対するインの馬場もコンマ13と踏ん張って、1マークは馬場が先制。

果敢に握って攻める前本だがパワーは劣勢で、引き波を越えられない。馬場に迫ったのは、2コースから鋭く差した麻生。バックでは一瞬届いたかと思えたが、2マークで勝負とボートを引いた。するとさらに内から伸びてきた吉田弘が麻生の前に出て、首位の馬場にまで迫ろうかという勢い。2マークで馬場がこの吉田弘を振りきり、全速で旋回するもやや外に流れ、再び小回りで差した麻生が急接近。ここでも何とか馬場が振りほどいて2マーク先制に持ち込むが、ここでうねりに足をとられて馬場が小さくキャビる。その瞬間、スバッと差した麻生がついに先頭に躍り出た。

しかしこのとき、後方では亀山高雅が転覆事故。内から艇を並べた馬場が先行艇として首位を奪回する形となり、一度は完全に首位に立った麻生は無念の2位となった。

最後はやや運にも助けられた馬場だが、これで6場所連続優出で3優勝、2着2回、3着1回と素晴らしい成績。この夏にはモーターボート記念出場が決まっていて、気分も最高潮の馬場。このまま勢いを維持して晴れの舞台に臨んでほしい。