常滑
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太田和美が逃げ切りグラチャン連覇!!
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太田和美と丸岡正典の師弟対決でも話題を集めた優勝戦。軍配は師匠・太田に上がった。レース後、記者陣からの師弟対決についての質問に「何て言ったら一番いいのか」と太田も最初は言葉に困ったが、「先着できて良かったです。もうちょっとの間は前を走らせてもらいます」と簡単には世代交代はさせないとの弁。それに対して丸岡は、「おめでとうございます」と一言。これから多くの言葉を交わすのだろうが、これからもこの師弟コンビの切磋琢磨する姿には注目していきたい。
今回、太田は40歳になってのSGV。「松井(繁)さんならナンボも勝ってるけど、なかなかいないでしょ? 40歳になってガツガツしたところがなくなってるが、それが逆に余裕につながっているのかも」と。新ペラ制度になってから強さが増した印象もあるが、「それはいいエンジンを引けたり、ツイてただけですよ。ただ、Sは前よりいっている。それはこの制度で意識してる点です」と強さの秘訣を少しだけ告白。
優勝戦は50kgで乗って、準備もしっかりできていた。「前年を勝たせてもらってるので重い体では来たくなかった。そして、予選道中でチャンスかなと思ってもう少し絞った」太田。また、「勝てば優勝戦1号艇と思った時から、この2日間は精神的にキツかった」プレッシャーを乗り越え、グラチャン連覇にたどり着いたのだ。
この経験はさらに太田を強くするだろう。年末を見据えて、太田の快進撃はここからさらに加速する。