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「今、ダッシュの練習もしてきたよ」と前半後に語っていた準優10R6枠の関忠志。「まさか」と思って見ていたが、S展示は内に入れず回り直しの6コース。本番はノーアクションで6コースへ落ち着いた。「あんなに進入が落ち着くとはね」と絶好枠だった小野信樹は苦笑い。深い進入では不安もあっただけに、嬉しい誤算だった。そして関は節イチ級のパワーを見せることなく、小野がすんなりの逃げ切りで準優を最初に突破となった。
11Rでは大嶋一也に人気が集中。先マイ態勢に持ち込み勝負あったと思われたが、篠原俊夫が鮮やかなまくり差し。「相手が巧かった」と大嶋は残念な表情だったが、ボート交換で心配材料になっていた乗り心地が良化。優勝戦は大嶋が4枠になったことで、待機水面に見せ場が出てきたか。
12Rは烏野賢太が堂々の逃げ。ただ最後まで足に関しては不安を感じている様子。「大嶋さんが4枠になったんで、間違いなく来る。80Mおこしのインなんかで主張しないが…」と烏野。しかし大嶋は2コース止まりでも深い進入を仕掛けてくる。展示から駆け引きが激しくなる予感。
エンジンパワーランキング
【トップ級】
沖悟、小野信樹、関忠志
【上位】
萩原善行、篠原俊夫、山口哲治、作野恒
【中堅】
石川正美、大嶋一也、山崎毅、吉本正昭、東健介、金森史吉、烏野賢太、藤本佳史、北川幸典、古場輝義、上田隆章、藤井定美、吉田隆義
【下位】
水野要、木下繁美、池上正浩、瀬尾達也、星野政彦
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