得点上位は機力横並び状態

「スポーツ報知杯」は21日、3日目を迎える。早くも準優進出戦へ向けての予選最終日となる。

2日目は梅雨独特のじめじめした湿気の影響で「回転の上がりがサッパリ」という声が多かったが、そんな中で連勝を決めたのは得点トップの福来剛と初日の4、4着を跳ね返す勢いを見せて5位タイに浮上の谷村一哉の二人だ。機力的にはトップの福来よりも谷村の方に分がありそうだが、福来も「ターン手前の足はよくなってますよ」と実戦足に関してはほぼ納得の域。低調機シリーズでなかなか機力相場が安定しないが、谷村と8位・清水攻二の山口コンビが一歩リードの感。

得点上位グループはこれといった特徴はなく、中堅上位がいっぱいで横並びの状況。順位の変動は大いに考えられる。24位のボーダーは5.00が目安となるが下位の28位・出畑孝典、29位タイで並ぶ吉永泰弘、武田信一にも予選突破のチャンスは十分ある。

エンジンパワーランキング
【抜群】
清水攻二、谷村一哉
【余裕ある】
冨成謙児、山口裕太、冨田秀幸、福来剛
【穴候補】
藤川利文、志道吉和、倉尾大介、山田貴愛 【厳しい】
香川友尚、竹田辰也、宮地秀祈、吉永泰弘