ボートレース多摩川

多摩川

金田幸子がV戦絶好枠へ!

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GⅢ女子リーグ第14戦「リップルカップ」。準優日は序盤から堅めの決着が多く、負け戦では格上勢の奮闘が目立った。準優でもその流れが続くかと思われたが、10Rではインの細川裕子、11Rでもイン今井美亜が敗れ、それぞれ1万円、2万円台の高配当が飛び出した。準優戦で唯一逃げきりを決めたのが12Rの金田幸子。強敵がそろったこのレースでも上位級ある回り足を武器に一気の逃走。優勝戦の1号艇を手にした。

今年は優勝戦、インで2回負けており、今回が3度目のイン戦となる。「2度あることは3度…ではなく、今度こそは決めたいですね」と気合が入る。それでもこの優勝戦は波乱を匂わせる組み合わせで、伸びトップの細川が4コースのカドになりそう。金田も「細川さんが気になる」と言えば、5号艇で優出の永井聖美も「すんなりとはいかなそうなメンバーですね」とニヤリ。ひと波乱あってもおかしくはない好メンバーがそろった。

優勝戦の機力比較は細川、池田浩美、金田、鈴木、永井、堀之内紀代子の順。伸びだけなら細川、池田がトップ。金田は伸びる足ではなくレース足タイプ。細川が全速スタートを決めれば、互角のスリット隊形でもまくれる可能性はある。この展開を待っているのが永井だ。金田、細川が多少流れる1Mになれば永井の突き抜けもありそう。この展開を想定してレースに臨むのは間違いなく、間隙があれば一気のシーンも十分だ。準優戦6号艇で2コースまで前付けをした池田は再び6枠。「メンバー次第では前付けも…。1日考えます」と言う池田、展示には注目したい。

いずれにしてももつれは必至、大激戦の争いになりそうだ。

エンジンパワーランキング
【上位
平田さやか、池田浩美、守屋美穂、小野生奈、金田幸子、細川裕子
【中堅
松尾夏海、永井聖美、堀之内紀代子、松本晶恵、加藤綾、今井裕梨、長嶋万記、鈴木成美、白石佳江、加藤奈月、滝川真由子、茶谷桜、向井美鈴、中澤宏奈、深川麻奈美、今井美亜、宮地佐季、大豆生田蒼
【中堅
落合直子、八十岡恵美、大澤真菜、内田亜希子、廣中智紗衣、原田佑実、樋口由加里、浜田亜理沙、篠木亜衣花、菅野はやか、池田明美、赤井睦、遠藤ゆみ、大瀧明日香、後藤美翼、竹井奈美、犬童千秋
【下位
梶野真未、渡邊佳子、三松直美、市村沙樹、藤崎小百合、中西裕子